母の昭和を超えてゆけ

2008年生まれの娘に母が昭和の時代に読んだものを押し付ける

点子ちゃんとアントン

学校の図書館便りに100字足らずの本の紹介が載るのですが、それを見て娘が「おもしろそう!」と。(たいてい言うのですが)

点子ちゃんとアントン (岩波少年文庫)

点子ちゃんとアントン (岩波少年文庫)

 

上記は実家にあるケストナー全集にあるのですが、まだ早いかと引き上げていなかった。でも夫の蔵書にこのバージョンがあるのだ。

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てん子ちゃんとアントン(子どものための世界名作文学24)(1979年)集英社

 

わ、1年ちょっとで6刷。人気のシリーズだったんでしょうか。ラインナップはこんな感じ。

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おなじみ、岡本颯子のイラストで「すっごくかわいい!!」と娘は相当気に入ったようです。話としては、個人的にはケストナー全集の中でも1、2位を争うぐらい印象の薄い作品です。薄いあまり何度も読んだにも関わらずあんまり覚えてない。

ゆくゆくは『飛ぶ教室』をぜひ読んでほしいので、原作のシンプルなイラストバージョンも読ませてなじませたいわー