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母の昭和を超えてゆけ

2008年生まれの娘に母が昭和の時代に読んだものを押し付ける

人形の家

 

人形の家 (岩波少年文庫)

人形の家 (岩波少年文庫)

 

小3娘、おもしろかったよ〜という割にはそんなに盛り上がったふうでもなく。

寄せ集めの人形たち(子供にヒゲを落書きされたりしている)と、
空き箱で作ったおうちで遊ぶというのが
なかなか親近感を持てる設定だし、
その人形の世界でちょっとハラハラする展開があったり
衝撃的な事件が起きたりと十分おもしろいんですが。

私も、女の子たちの暮らす普通の生活の中で、
寄せ集めの人形たちが泣いたり笑ったりしながら
暮らしているという設定が好きだった覚えがあり、
娘にも勧めてみたわけですが、よくよく思い返してみると
そんなに何が印象に残ったのかは覚えていないな〜

私が最も(後半の大事件以外)覚えているのは、
「本物のツタは家を締め付けるが、
(人形の家に)絵で描いたツタは家を締め付けないのでよい」というセリフ。
なぜこの部分を……

あとは私がこれを読んでいるのを見た父が
「こんなのを読んでいるのか!」となにやら驚いており、
母に「んなわけないだろう」と一蹴されていたこと。
数年後、父がイプセンの「人形の家』と思ったことに気づいた、という思い出です
(そしてイプセンは読んでない。そもそも母はともかく父も絶対読んでない)。