青い鳥文庫はどのくらいアニメ絵なのか
一つ前の投稿に引き続き。
アニメ風、ラノベ風の児童書表紙を見ていて思ったのですが、現代アレンジの筆頭にあげられがちな「講談社青い鳥文庫」より「角川つばさ文庫」のほうがキツイですね!
つばさ文庫の表紙を見ていたら青い鳥文庫が全然普通に思えてきたので、自宅に所有している数点について少し紹介します。
『大きな森の小さな家』講談社青い鳥文庫
そこまでアニメっぽくないですね。もちろんかわいらしい絵柄ですが。中身はこんな。
大きな森じゃなくて大草原の方ですみませんが、1972年福音館から出た版。
ついでに昨年出た、安野光雅絵・監訳の『小さな家のローラ』。
こども向けというわけではありませんがルビがふってあるので小学校高学年ぐらいから読めると思われます。
これはアニメっぽい!
挿絵も、フルカラーをグレーで出力したみたいな色調ですべて裁ち落としです。
挿絵の点数自体は多くなく1冊中に7点。
トム・ソーヤも名作劇場のアニメの印象が強いです。テーマソング「誰よりも遠くへ」がよかった!
ゆがんですみません。
だいぶ漫画っぽいですが、画風のみならず、焦っているシーンでいちいち顔に汗がかかれているなど技法が漫画的かなと思います。
つばさ文庫の古典ものはうちにはありませんので不明です!