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母の昭和を超えてゆけ

2008年生まれの娘に母が昭和の時代に読んだものを押し付ける

ピカピカのぎろちょん

数年前にふとこの本の感想を探してみたら「トラウマ」「あれは夢だったかもしれない」てな感想ばかりだった覚えが。

娘に見せたところ、「……まだしまっといて……」と穏便に避けようとしていました。

ピカピカのぎろちょん (fukkan.com)

ピカピカのぎろちょん (fukkan.com)

 

上記は復刊バージョン。元は1969年(あかね書房)刊です。

私も小学校低学年のときに読んだきりで記憶も朧だけど、今だったらこんな企画通らんだろう!と思います。

・主人公の名前が出てこない(一人称として「アタイ」とだけ)。
・ある日戒厳令が敷かれて町中がバリケードだらけになって学校も休校に。
・広場にギロチンがある。

……なんだこの話。
しかも挿絵のこの画風。怖すぎだろ

詳しくは知りませんが日本の児童文学界も旧世代を総括し(童心主義を否定したとかその辺かしら違うのかしら)、実験的な作品が出てくる土壌となっていたのでしょう。
すごい時代だなー。
今の児童文学はどんな世相を反映しているのでしょうか?

それにしても小学生のころのトラウマ本が、時を経て自分の家に存在するという状況になろうとは。
夫の父(故人)の蔵書だったのですが、これも巡り合わせというものか。