母の昭和を超えてゆけ

2008年生まれの娘に母が昭和の時代に読んだものを押し付ける

フルハウス

NetFlixで『フルハウス』続編の『フラーハウス』が配信されたわけですが、一緒にフルハウスも持ってきてネトフリえらい! 

フルハウス -ファースト・シーズン- コレクターズ・ボックス [DVD]

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1987年放送開始なのでギリギリ昭和ですね。母は再放送のたびに見てたからもういいか、という気もしますがやっぱり娘にも観てもらいたい。というかそろそろ海外ドラマに親しんでもらいたいわけですよ。そしてもうちょっと大きくなったら犯罪捜査モノや法廷モノを一緒に追いかけようではないか!

で、1-1を観てみましたところ、ゲラゲラ笑っておりました。ジェシーおいたんの髪型とか、もはや古いとも思わないようです。無事受け入れられたので、以後順次視聴していきましょう。1話観た後でフラーハウスの予告を見せ、このおかーさんたちがさっきの女の子たちだよ、と教えてみたのですがよくわからなかったようです。もうちょっとフルハウスになじませてからだな。

とまあフルハウスはともかく、フラーハウス。内容にはそんなに期待してなくて、NHKフルハウス』の声優を全員揃えたネトフリやるじゃん、ぐらいな気持ちだったんですよ(そしてミシェルが出演しないために川田妙子が参加できない……)。

第1話は登場人物顔見せ&ルーチン紹介といった様子で特にドラマとしてどうこうというものでもなく。こんな調子で以前の作品を懐かしみながら続いていくのか……とうっすら思いつつ。

2話目以降は父親世代はゲストとして入れ替わり立ち替わり登場するだけになるということで、どうなっていくのか?と心配しましたが、全編を通して十分おもしろかったです。フルハウスのテイスト(いたたまれない気持ちになるほどゆるいギャグの演出など)を完璧に再現し、見事に成立した作品になっていました。調べてないけどスタッフ全員同じ人なの??というぐらい。

ただ、フルハウスとちょっと違うなと思った点は、「母たちと子供達」というより、「母たち」が主役で、フラーハウスで初登場となった子供達はまだまだ脇役っぽい印象だったこと。

というのも、フルハウスのストーリーのよくある展開としては

子供があさはかな行動をする→バレる→説教→わかりあってハグ

というものがあるのですが、この展開が少なく、DJ、ステフ、キミー3人のストーリーがメインとなることが多かったような。

アメリカ人って基本的に父と子の話が好きで、それは年長者が若年を教え導くってのが好きってことなのかなーと思うのですが、母と子にはそういうのは求めないのか、そもそもフラーハウスはあくまで「あの女の子たちのその後」を描く必要があったり、1シーズンの話数はフルハウスの半分だったりするためか、まあ第2シーズン決定したらしいのでこれからはまた違う展開があるかもしれませんね。

脇役っぽいと書いてしまいましたが、フラーハウスの子役たちも絶妙のキャスティングで、彼らの成長も楽しみです。みんなかわええ……