母の昭和を超えてゆけ

2008年生まれの娘に母が昭和の時代に読んだものを押し付ける

寺村輝夫

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どーん!と寺村輝夫全集。
「王さま」シリーズでおなじみ寺村輝夫
王さまシリーズはほのぼのですが、対象年齢が高くなってくる『アフリカの話』『なむくしゃら物語』のあたりはなかなかヘビーな内容だったように記憶しています。
まあその辺は娘が読むのはまだ先でしょう。
 
「ミリ子」のお話は、小柄な娘にぜひ読んでもらいたいが、「ミリ子」のあだ名の由来の一つ、「ミリバール」という単位がなくなってしまったのが残念。
ミリ子はチビなのに(ミリメートル)、台風みたいに猛烈なので(ミリバール)ミリ子と呼ばれている……という設定だったような。
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(写真は上記全集の『19 ミリ子の物語』より)
ミリ子は負けない (フォア文庫 B)

ミリ子は負けない (フォア文庫 B)

 
 
とか言ってたら思い出したんでついでに書きますが、↓こちらは赤ちゃん絵本なのですが、なかなかシュールな内容なのです。
うちにあるのは縦書きですが、今出ているのは横書きになってるみたいですね。
たまごのほん(全4巻セット)

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【(ふたごのたまご』ネタバレ】

2羽のひよこ(服を着るので擬人化されている)が取っ組み合いをするうちに目玉焼きになる。おしまい。
 
……せなけいことかも大概シュールなので、
赤ちゃん絵本というものはそういうものなのか。
 
娘が学校で借りまくっている寺村輝夫作品はこちら。かいぞくポケットのことは全く知りませんでした。
わかったさんのアップルパイ (わかったさんのおかしシリーズ)

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こまったさんのスパゲティ (おはなしりょうりきょうしつ 1)

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なぞのたから島 (かいぞくポケット 1)

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