母の昭和を超えてゆけ

2008年生まれの娘に母が昭和の時代に読んだものを押し付ける

我輩はカモである

別に21世紀生まれの人にマルクスブラザーズ観せなくてもいいとは思うんですよ。

我輩はカモである [DVD]

我輩はカモである [DVD]

 

(原題:Duck Soup/1933/パラマウント

ただ、私は、

「ドリフでもおなじみだった『鏡のコント』を初めて観る人を見たい」

のです。

ドリフのコントの方の解説はこちらにあります通りです。って、ジュリーと志村けんだったんだっけ、そのへんは記憶が曖昧でした。幼稚園のときからジュリーファンなのに!

で、この本家本元?のマルクスブラザーズの鏡のコント、その昔夫に観せたときも「え、そこまで……?」というぐらい大ウケだったのでぜひ家族全員で笑いたい。

が、『我輩〜〜』のDVDには字幕しかないし、その字幕もこんなDVD買うのマニアだけだろうということで視認性より正確さを確実に重視している雰囲気だし、ちょっと全編観させるのは厳しいかな〜。MGM時代に入ると美男美女ラブストーリーが軸になって音楽が多いからまだわかりやすいかもしれんがパラマウントはな〜〜。……コントのとこだけYouTubeでみせればいいか。でもさすがにもうちょっと前のシーンから見せないと、なんで隠れてるのかとかわかんないか〜〜。とグダグダ迷ってます。

 

と、ここまで書いて下書きに入れて数ヶ月。ついに見せてみましたよ。DVDをなんとなく流していて、鏡のコントの直前あたりで「これ見てごらんよ〜」。さて、その反応は……

おもしろがってはいたものの、わりと「見つかっちゃう!ドキドキ!」に弱いタイプなので、おもしろさより先に「バレちゃう!」という心配のほうが勝った感じでした。ポイントポイントでは吹き出してはいましたけど、まあそこまで爆笑とはいかず。

よく考えてみたら私もドリフ版でそこまで笑い転げた覚えもなく(もちろん面白かったですよ)、夫の爆笑っぷりが「そこまで笑うか!?」レベルのものだった気がしてきた。君笑いすぎだよ。

ただ「バレないかどうか心配することがキモではない」シーンだとわかったところで、またしばらくしたら見せてみようかな〜。でも次は『オペラは踊る』の「すっごい狭い船室に何人入れるか」シーンも待ってるのであった。