母の昭和を超えてゆけ

2008年生まれの娘に母が昭和の時代に読んだものを押し付ける

ひとりでできるもん!

ひとりでできるもん!」初代舞ちゃんの平田実音さん、若くして亡くなってしまいましたね……。まいんちゃん、そして現在のクックルン、すべてこの番組から始まった、エポックメイキングな作品でした。

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1990年スタートなので平成ですけど、舞ちゃんありがとうの気持ちを込めて。

私は当時のターゲット世代ではないのですが、受験を控え帰宅時間が早くなったので毎日観ていたんですね(あと『パラソルヘンべえ』『母と子のテレビ絵本』『おかあさんといっしょ』あたりを全部観る毎日……)。

「包丁で切るときは左手は猫の手」。この常識を世間に広めたのはこの番組の功績では!? 料理に関する名曲の数々(「麺麺麺、世界の麺類み〜なきょうだい♪」「スープはビシバシ、ビッシソワ〜ズ〜♪」)、そして「バッチリチリコンカーン」などのセリフは今でも思い起こされます。

第1シリーズでは、最初のころはおにぎりなどをたどたどしく作っていた舞ちゃんが、最後はフルコースを作るまでになって。第2シリーズでは、弟のブンちゃん(ちょうかわいい。文房具の文ちゃん、というフレーズだけ覚えているが詳細を忘れた!)が加わり、料理だけでなく掃除など家事全般が扱われるようになりました。「ハムスターは風呂に入れてはいけない」とか。

第3シーズンになると私もなかなかリアルタイムで観られなくなり、ビデオテープの時代なのでそうそうすべてを録画して見るわけにもいかず、記憶もかなり薄れているのですが舞ちゃんのドッペルゲンガーが現れたり壮大な話になったような。でも今のクックルンも宇宙からの侵略者から地球を守る話なのでこのへんも伝統か?

当時の放送内容を書き残してくれている人がいますので内容についてはこちらをご参照ください。

ひとりでできるもん!放送内容データベース

今でもクックルンの枠は再放送が多く、「これ観るの何回めだよ!」となるのですが、当時新聞のテレビ欄の投書欄に「すっごく楽しみにしてるのに再放送ばかりでがっかり」と投書が載っていたのを思い出します。お子さんが楽しみにしているお母さんの投書だったと思う。投書するほどですか! でも一回や二回で消えていくよりいい気がするんだけどな〜。

娘は保育園時代に舞ちゃんから伝授された方法、「おにぎりを作るときは茶碗とラップを使う」でおにぎり作りデビュー。共働き家庭なためなかなか料理を手伝わせる余裕がないのですが、そのうち上記のまいちゃん料理本を参考にしよう、と思っていた矢先の訃報でした。

教育テレビ好きとして、『みんなの広場だ!わんパーク』も毎週のように観ていました(教育テレビの「ダリオ」といえばイタリア語講座でなくわんパークを思い起こす)。すてきなお姉さんになった姿も、この目にしっかり焼き付いてます。平田実音さん、ありがとう。

 

追記

舞ちゃんと文ちゃんの写真の切り抜きをついこの間まで持ってたはずなんだよな〜と探していたら、目的のものとは別にこんなものが出てきました。

お菓子のおまけに「クッキングカード」なるものが入っていたようです。

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森永、とあるのでハイソフトかなんかではと思うのですがさっぱり覚えてません。

しかしこんなコラボ商品まで出ていたとは!

 

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